健康面や美容面、ダイエット面で大きな効果を発揮してくれると言われているのが腸活です。
腸活をすることで腸内環境を整えることができるので、これらの面で良いメリットを得ることができるんですよ。
腸活にも様々な種類のものがあるのですが、誰もが簡単に手軽にできるのは腸を温める方法です。
腸を温めていくには、日ごろの食生活を振り返らなければなりません。
食材の選び方や調理方法などを意識することで効果的に腸を温めることができるのです。
漢方などでは体を温める効果のある食材のことを陽性の食材と言われています。
また、逆に体を冷やしてしまう食材のことを陰性の食材と呼んでいるようです。
今回は 1年を通して摂取していただきたい、腸を効果的に温めてくれる食べ物や調理方法についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
まずは見た目をチェック、色や原産地がポイント
先ほど体を温めてくれる食材があることをお伝えしましたが、どの食材が良いのかわからないと言う方も多いことでしょう。
しかし、簡単に食材を見分けることのできるポイントがあるのです。
それは食材の色味です。
まず最初にどのような色味の食材が体を温めてくれる効果があるのかご紹介していきます。
また、色味以外にもどのように見分けしていくのかなどその方法についてもご説明していきますので、ぜひご覧ください。
暖かい色味・黒色の食材
一般的に暖色系の暖かい色味をしている食材や、黒に近い色をしている食材には体や腸を温めてくれる効果があると言われています。
逆に、青、緑、紫、白などといった寒色系の食材は体を冷やしてしまう食材の色味だと言われています。
白い食材と言って思い浮かぶのは白米ではないでしょうか?
実は、白米や白パンなどの食べ物は、たとえ暖かくても体を冷やしてしまう効果があるのです。
また、野菜でも葉物系は体を冷やしてしまうので、体を温めたい時は控えるようにしましょう。
生野菜のサラダで食べるのではなくて、温野菜にしてみたりなど体や腸を温めてあげるための工夫を加えてあげてください。
そうすることで効果的に腸を温めてあげることができます。
寒い場所で摂れる食材
寒い土地で作られる食材や、寒い時期が旬の食材等には体を温めてくれる効果があることをご存知でしたでしょうか?
冬が旬の野菜や果物にも体や腸を温めてくれる効果があるので、ぜひ積極的に取り入れてみてください。
では、具体的にどのような食材が効果的なのか挙げていきます。
- かぼちゃ
- ネギ
- レンコン
- りんご
- もも
- サクランボ
などの食材が、効率よく体を温めてくれるものになっています。
ネギやレンコンなどの野菜はスープなどにして、暖かく食べるとより良い効果を得ることができますよ。
調理方法1つでも暖かく食べられるものに調理することで、有効的に腸を温めることができるのです。
また、腸を温めてくれる効果があるのは野菜や果物だけではありません。
冬が旬と言われている鮭やカツオなどの魚介類もオススメなので、ぜひ毎日の食生活に積極的に取り入れてみてください。
水分量の少ない食材
体を冷やしやすい食材の特徴として挙げられているのは水分量の多さです。
水分量の多い食材ばかりを摂取してしまうと体全体が冷えてしまいます。
特に夏の時期が旬と言われているトマトやきゅうりなどは、暖色系の色味も入っていますが水分量が多いので体を温める効果はありません。
また、水分の摂取の仕方にも注意するポイントがあります。
常温のお水やお茶などは良いのですが、牛乳やコーヒー、甘味料などのドリンクは体を冷やしてしまうものなので、多量に摂取するのはやめておきましょう。
体を温める効果のある水分の摂りかたは、できる限り常温のドリンクを飲むことです。
また、紅茶やココアなどにも体を温めてくれる効果があるので冬の寒い時期などに摂取すると良いかもしれませんね。
このような水分の摂りかたを意識して、体や腸を冷やさないように注意しておきましょう。
身体を温める飲み物
体を温める効果のある飲み物をまとめてみましたので、ぜひこちらを参考にしてみてください。
- 紅茶
- ココア
- ほうじ茶
- ホットワイン
- 白湯
- 黒豆茶
- 麹仕様の甘酒
調理方法や食べ合わせを工夫してみよう
上記では体を温めてくれる食材と、体を冷やしてしまう食材を見ていきましたが、いかがでしたでしょうか?
体を冷やす効果のある食材を避けようとしても、意外と難しいということがお分かりでしたでしょうか?
しかし、調理方法に一手間加えたり、食べ方を意識することで腸を温める料理へと変化させることができるので、次にその方法についてご紹介していきます。
日々の食事でもぜひこの調理方法を取り入れて、効果的に食材を食べていきましょう。
温かい調理方法を選ぶ
体を温めるためにポイントなのは、冷たく調理するのではなく暖かく調理することです。
体を冷やしやすい特徴を持っている食材でも、火や熱を通して調理することによって、体をなるべく冷やすことなく食べることができます。
食べ物だけではなく飲み物にも気を配らなければなりません。
飲み物を飲むときはできるだけ常温が温かいドリンクを選ぶようにしましょう。
そうすることで体も冷えることはありませんよ。
夏場の暑い時期はどうしてもキンキンに冷やしたドリンクが飲みたくなったり、かき氷やアイスなどが食べたくなったりしますよね。
腸活をする際はできるだけこういったものは控えると、胃腸に負担をかけることなく健康に過ごすことができますよ。
発酵や塩もみで水分を減らす
先ほど牛乳は体を冷やしてしまうデメリットがあることをお伝えしました。
しかし、牛乳でもチーズやヨーグルトに変化させることで逆に体を温める効果のある食材へと変えることができるんですよ。
また、きゅうりにも水分が多く含まれているため体を冷やしやすいとお伝えしましたが、塩もみ処理をしたり漬物にしたりすることで、体を温めてくれる食べ物へと変化させることができるのです。
上記のように、たとえ体を冷やしやすい食材だったとしても、発酵させたり、ひと手間加えた処理をしたりすることで、体を温めてくれるものへと変化させることができるのです。
体を冷やしやすい食材も、体を温めてくれる食材に変化させて有効的に栄養を摂取するようにしましょう。
陽性の食材と一緒に食べる
上記では体を冷やす食材を体を温めてくれる食材に変化させる方法をご紹介していきましたが、体を冷やす食材を体を温める食材と一緒に食べることもおすすめです。
そうすることで体を冷やしてしまう作用を中和させることができるので、体を冷やすのを予防することができるのです。
このような食べ合わせを意識するだけではなく、一緒に飲むドリンクにも気を配ることで体を冷やさないようにすることができます。
意識的にドリンクを先ほどご紹介した飲み物に変えることで、体を冷やすことなく温めることができるんですよ。
ちなみに、調味料でも味噌などは体を温めてくれる効果があるので、積極的に使用すると良いでしょう。
調味料にも気を配ることで、体を効率よく温めることができますよ。
スパイスの活用で腸を温める食べ物にお手軽変化!
皆さんは料理をする際、スパイスなどは使用していますか?
スパイスなどを有効活用することで、より腸を温めやすくすることができるんですよ。
体をあたためてくれるスパイスとして特にオススメなのはシナモンと生姜です。
生姜は多くのメディアでも取り上げられているほど効果の高い食材として有名ですよね。
では、シナモンや生姜にはどのような効果があるのか、どのように取り入れれば良いのかなどをご説明していきますので、ぜひご覧ください。
シナモンで血流アップ
シナモンは血管を強くしたり、血管の状態を整えたりと血管に強く働きかけてくれるので、血流の流れを促進させることができます。
血流の流れを促すことで体温が上がり、体の冷えを改善することができるんです。
体だけではなく内臓からしっかり温めてくれるので、冷えにくい体質に変化させることができますよ。
シナモンと合う食材はたくさんあるので、お菓子や料理などに香り付けでトッピングしたり、トーストやドリンクに加えてあげても良いかもしれませんね。
朝食のヨーグルトに少し加えるだけでもその効果を実感することができますよ。
しかし、どの食材にも言えることなのですが、摂りすぎは良くありません。
シナモンを多く摂取しすぎてしまうと肝臓や婦人科系にあまりよくない影響を与えてしまう可能性があります。
そのようにならないためにも1日3グラム程度までに摂取量を抑えておくようにしましょう。
生姜の効果で体温をキープ
多くのメディアでも取り上げられていますし、体を温めてくれる効果のある食材として有名なのは生姜ですよね。
現在でも積極的に料理に生姜を取り入れている方が多いのではないでしょうか?
生姜にはジンゲロールやショウガオールのような成分が含まれているのですが、これらの成分が働きかけてくれるおかげで体を温めることができるのです。
これらは生姜特有の成分になっています。
生姜の状態によって含まれている成分は違い、生の生姜ですとジンゲオールが、火を通した生姜にはショウガオールが多く含まれているのです。
2つともの成分に体を温める作用があるのです。
しかし、体を温めてくれる場所に少し違いがあります。
- ジンゲオールには手足などの末端部分を温めてくれる効果があるので、末端冷え性や下半身冷え性で悩んでいる方におすすめです。
- ショウガオールには内臓などの臓器を温めてくれる効果があるので、内臓冷え性などで悩んでいる方にオススメです。
上記のことから腸を温めたい場合には火を通した生姜を積極的に摂取すると良いでしょう。
しょうがにもたくさんの調理方法があります。
すりおろしたり、刻んだりして料理のアクセントとして加えることも可能です。
また、酢漬けにしたり、生姜パウダーなどで料理に加えるのも良いですね。
自分の食べやすいように形を変えて料理に取り入れることができるので、毎日飽きることなく食事に加えることができますよ。
腸を温めるドリンクを作ってみよう
上記で紅茶やココアには体を温める効果があるといましたが、実は家でも体を温めてくれるドリンクを簡単に手作りすることができるのです。
体を温めてくれる効果の高いドリンクとして最もオススメなのが蜂蜜生姜湯です。
生姜があまり得意でない方でも、蜂蜜のまろやかな味わいが生姜の味を中和してくれるので、だいぶ飲みやすくしてくれます。
それでは蜂蜜生姜湯の作り方を簡単にご説明していきます。
まずは用意するものです。
材料
- 生姜スライス 2枚程度
- はちみつ お好み
用意する材料はたったこれだけです。
次に作り方をご紹介していきます。
作り方
- まず生姜だけを電子レンジで2分ほど加熱していきます。
- 加熱した表面を裏返して3分ほど時間をおいて、冷ましていきます。
- 生姜が冷めたらもう一度2分程度加熱します。
- 200ミリリットルのお湯に加熱した生姜とハチミツを加えます。
- 軽く混ぜたらそれで完成です。
たったこれだけで蜂蜜生姜湯を作ることができるので、誰でも気軽に作れるのはありがたいですね。
ちなみに、蜂蜜は大さじ一杯の量を目安にすると良いですよ。
蜂蜜の量はお好みで構わないので、自分好みの味に作り上げてください。
他にも、チャイという飲み物にも体を温めてくれる効果があります。
チャイには生姜やシナモンが含まれているだけではなく、他にも様々なスパイスが多く配合されているので、効果的に腸を温めることができるんですよ。
近くのスーパーなどにもインスタントのものなどが多く販売されているので、手軽に手に入れることができますよ。
ぜひリフレッシュしたいときなどに一杯飲んでみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回は腸を温めてくれる食材や飲み物などをご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
体を冷やしてしまう働きのある食材でも、調理方法を少し変えるだけで体を温める食材に変化させることができます。
栄養のある食材を効果的に変化させて、腸を温めてあげましょう。
腸を暖めてあげるだけで、辛い便秘を解消することもできますし、美容面や健康面でも良い効果を得ることができますよ!
目に見えて変化がわかるので、周りの人にも褒められちゃうかもしれませんね!
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